グリンダ Glinda
カドリングを治めている、力のある良い魔法使い。見た目は若くて美しい。おそらくオズでは一番の魔法の使い手。オズでは魔法を使うことは禁止されているが、このグリンダと<魔法使い>だけはオズマにより例外として魔法を使うことを認められている。
移動手段として、白鳥のチャリオットを愛用。
初出作品:「オズの魔法使い」
カドリングを治めている、力のある良い魔法使い。見た目は若くて美しい。おそらくオズでは一番の魔法の使い手。オズでは魔法を使うことは禁止されているが、このグリンダと<魔法使い>だけはオズマにより例外として魔法を使うことを認められている。
移動手段として、白鳥のチャリオットを愛用。
初出作品:「オズの魔法使い」
ゲイエレットの夫。
少年のころゲイエレットに見初められ、元々男らしく賢く美しい少年であったのだが、ルビーの宮殿でゲイエレットの魔法の限りを尽くされ、さらに世の女性たちの理想の男性に成長した。
ゲイエレットの寵愛に溺れることなく、思い上がることなく、素晴らしい内面を保っている。
・空飛ぶサルたちにいきなり河の中に落とされたときにも、動じないで、笑って岸に泳いで上がった。
・ゲイエレットが怒りのあまり、サルたちにひどい罰を与えようとしたときにも、サルたちのためにとりなした。
・金のふちなし帽の一番目の持ち主となったときにも、むやみな願い事はせず、「ゲイエレットの目にふれないようにすること」と命じただけだった。
世の男性の理想が源氏物語の紫の上(子供のころ見初めて自分の好みの女性に育て上げる)なら、女性の理想はこのクエララ??
初出作品:「オズの魔法使い」
ずっと昔、北の方のルビーの城に住んでいた美しく賢いお姫様。力のある魔法使いでもあった。
クエララと結婚するにあたり、贈り物として、領土の半分を費やして金のふちなし帽を作った。
空飛ぶサルたちがクエララに行ったいたずらに対してひどく憤慨し、サルたちの翼を縛り上げて水の中に入れるとまで言ったが(そうされるとサルたちは溺れてしまう)、クエララの取り成しで、今後、空飛ぶサルたちは金のふちなし帽の持ち主の命令を三度聞かなければいけないという条件で、なんとか怒りを静めた。
無事に結婚式も済ませ、クエララと幸せに暮らしているはず?(今でも?)
初出作品:「オズの魔法使い」
ウィンキーの国を支配下に治めていたが、オズに差し向けられたドロシーにより、溶かされてしまった。
片方の目しか見えないが、その見えるほうの目は遠くまで望遠鏡のように見渡すことができる。
魔法グッズは銀の呼子笛と金のふちなし帽を所有。
力のある魔女のように思われているが、ドロシーの銀の靴を見て震え上がったり、暗闇を恐れたり、そんなに力のある魔女ではないようだ。物を見えなくする魔法は使える。
性格はかなり悪い。ウィンキー人たちは魔女が死んだ知らせを聞いて大喜びした。
いつも持ち歩いていたこうもり傘は水を避けるためだったのか?
初出作品:「オズの魔法使い」
魔法の力でマンチキンの国を牛耳り、悪政で人々を困らせていたが、竜巻で巻き上げられたドロシーの家がちょうど真上に落ちてきて、つぶされて死んでしまう。
西の悪い魔女と並んで、オズの人々を怖がらせた魔女だが、物語の中では、死体としてそれも足先だけ登場するだけ。しかもその足先も太陽の光ですぐに干上がって消えてしまう。
魔法の銀の靴を持っていて、自慢していた。魔女の死後、その靴は北の良い魔女によって、ドロシーに与えられた。
MGMの映画では西の魔女と姉妹ということになっているが、原作では、二人に血縁関係があるとは書かれていない。(それどころか、二人が関わりを持っていたかどうかも不明。お互い、存在くらいは知っていた?)
初出作品:「オズの魔法使い」
マンチキンのお百姓に作られた。現在では親友のブリキの木樵りの治めるウィンキーにとうもろこしの形の家を建て、暮らしている。
体中に藁が詰まっている。古くなると新しい藁と取替える。顔はマンチキンの農場に住んでいるジンジャーに描き直してもらっている。
ドロシーに出会うまでは普通のかかしとしてマンチキンのとうもろこし畑に立っていたが、「自分の頭の中には藁ばかりで脳ミソがない」ことを悩んでいた。<魔法使い>にそのコンプレックスを解消してもらってからは、自分の脳ミソにはかなりの自信を持っている。
15作目の「The Royal Book of Oz」では、マンチキンのお百姓に作られる前のかかし(!)(つまりかかしの前世)が紹介されている。
初出作品:「オズの魔法使い」
マンチキン出身。本名ニック・チョッパー。体中がブリキでできている。元は生身の人間だった。現在ではブリキの城に住み、皇帝としてウィンキーを治めている。
マンチキンの森で父親の後をついで木こりになり、母親の面倒を見ながら生活していたが、母が亡くなった後、一人でいるよりは、と、結婚を思い立つ。マンチキンの美しい娘ニミー・エイミーと相思相愛となり、結婚しようとしたが、それを妨げようとする東の悪い魔女の魔法で、仕事中自らの斧で次々に体を斬ってしまう。近くに住むブリキ職人クー=クリップにブリキの体を作ってもらい、全身ブリキとなる。本人は、以前は心がないことをコンプレックスに思っていたが、現在ではぴかぴか光るブリキの体を誇りに思っている。
涙もろい性格だが、涙を流すと体が錆びてしまい、関節が錆びると動けなくなってしまうので、油をさすためのオイル缶はいつも手放せない。
12作目の「オズのブリキの木樵り」では、ニミー・エイミーをウィンキーの皇帝妃にしようと旅に出るが、意外な結果に…。
初出作品:「オズの魔法使い」
ロバマチのひづめ易者。ひづめで運勢を占う。ただし、看板の記述があっただけで、本人は作品中には登場しない。
Faykeはfake(にせもの、でたらめ)からきていると思われるので、彼女の占いがあたるかどうかは…推して知るべし?
初出作品:「オズへつづく道」
マンチキンのお金持ち。東の悪い魔女がドロシーに倒されたとき、近所の人たちとお祝いのパーティーを開いていた。かなりのお金持ち。ドロシーとトトももてなしを受け、一晩泊まらせてもらった。
初出作品:「オズの魔法使い」
ノーム。ロークワット王のオズ征服作戦に反対して、死刑にされた。
crinkleには「しわがよる。縮む。かさかさ言う」という意味があるが、この人はこざっぱりとして粋な感じの人だった。名は体を表さず?
最初に登場したときにはColonel(大佐)だったが、ブラグ将軍の失墜により、ロークワット王から「General(将軍)」と呼びかけられる。佐藤高子さんの訳では、わかりやすくするためか両方とも「大佐」で統一されている。
しかし昇進の喜びもつかの間、王の気分を損ねてしまったため、薄切りにスライスされて七つ頭の犬たちに食べさせられてしまった。かわいそうな人…。ノームにしては珍しく、いい人っぽかったのに。
初出作品:「オズのエメラルドの都」
別名ミュージッカー。ロバマチの近くの美しい丘の谷間に一人で住んでいる、小柄でぽっちゃりした男性。
胸の中にたくさんのリードが入っていて、呼吸をするたびに音楽を奏でる。ただしその音楽はあまり心地よいものではないらしい。しかし呼吸を止めることも出来ないので、彼に近よった人はその音楽に耐えなければならない。
アレグロ・ダ・カーポは、もちろん音楽用語の「アレグロ(快速に)」とダカーポ(曲頭から)」」を繋げたものだが、ずっと音楽を鳴らし続けている彼には、ふさわしい名前だろう。
初出作品:「オズへつづく道」
元ノーム王。何度も登場するシリーズきっての愛すべき(?)敵役。
ノーム王時代にはロークワットという名前だった。
幸せそうなオズの人々の生活が癪に障るので、それを壊すため、また、ドロシーとオズマに恨みをはらすため、何度もオズ侵略計画を立てるが、当然のごとく(?)、どれも最後には失敗に終わる。
ロークワット時代には体つきもぽちゃぽちゃしていて、愛想もよかったが(うわべだけとはいえ)、いつのまにかやせ細ってごつごつした体に。放浪の旅の苦労のせいか?
ruggedはでこぼこしていることを表す言葉で、顔がいかつい、ごつい、性格が洗練されていない、荒削りなどという意味もある。
初出作品:「オズのオズマ姫」
エヴの国の元支配者エヴォルド王の姪。王家の家族が不在の間、王宮の一角に住み、国民の面倒を見ていた。
キャビネットに首を30個持っており、そのときの気分で付け替える。首を付け替えることによって気分転換ができるせいか、いつも飾り気のない白い服を着ている。自分の美しさを眺めるのが何よりも好きで、壁はもちろん天井や床までも鏡張りになった居間で、自分の姿に見とれながら過ごすことが多い。マンドリンを弾ける。
つける首によって性格も変わる。ドロシーが訪れたときには、気性の激しい17番の首をつけてしまい、悶着をおこしてしまった。
名前に何か意味があるか探したところ、languid(けだるい、無気力な)という単語を発見。ここからとられた名前かも。
初出作品:「オズのオズマ姫」
ドロシーの愛犬。カンザスでは灰色の生活の中でドロシーの心を慰めてくれた。オズでもドロシーと共に何度も冒険の旅をした。
オズではどんな動物もしゃべれるはずなのに、ずっと犬語(?)で話し続けていた。「オズのチクタク」でドロシーに一言だけしゃべったらあっちに言っていいといわれ、「そうですか。それじゃそうしましょう!」といって走り去った。(←記念すべきトトの初セリフ)
初出作品:「オズの魔法使い」
カンザスで農場を経営していた。ドロシーのおじ。エムおばさんの夫。温和な性格。オーストラリアにいとこがいて、ドロシーといっしょに訪ねたこともある。
それまでもたぶん"そこそこ"だった農場の経営は、家が竜巻に飛ばされて以降、著しく悪化する。新しく家を建て直したため農場を抵当に入れ、その後働きすぎで体を壊しオーストラリアに静養に出かけたが、それにもかなりの費用がかかったため借金を返すことも出来ず、家族3人食べていくのが精一杯。ついに銀行から農場をとりあげられてしまうことに。
ドロシーに呼び寄せてもらい、今はエメラルドの都でのんびりと暮らしている。
作品中に記述はないが、ドロシーと血がつながっているのは、エムおばさんではなく、このヘンリーおじさんだという説が有力らしい。
初出作品:「オズの魔法使い」
ドロシーのペットの、ピンクのコネコ。名付け親はヘンリーおじさん。
元々は白猫だったのに、地下の国マンガブーの6個の太陽のせいでピンク色になってしまった。
<魔法使い>の9匹のコブタを食べてしまった疑いで裁判にかけられたこともあり、少しひねくれたところのある猫。
日本語ではよく「ユリイカ」と訳されています。ギリシャ語で「わかった!」「発見した!」の意味。アルキメデスが金の純度を量る方法をお風呂の中で思いつき、「Eureka!(我発見せり!)」と叫んでとび出たというエピソードが有名。
どうしてマンガブーを出たときに白い猫に戻らなかったのか、ドロシーはなぜこの旅には愛犬トトではなくこの猫を連れいたのか、謎の多い猫。同じ猫キャラに<ガラスの猫>がいて、やや印象薄?
初出作品:「オズと不思議な地下の国」
本名はチペタリウス(Tippetarius)。ギリキンの国で魔女モンビと暮らしていた少年。モンビに「大理石の置物に変身させる」と脅され、逃げ出す。途中、<いのちの粉>でカボチャ頭のジャック、木挽き台の馬に、命を吹き込み、ともに冒険を重ねる。実は彼には出生の秘密が!
tipには内々の情報、機密情報という意味もあるようです。実はすごく意味深な名前だったのですね?!
初出作品:「オズの虹の国」
ムシノスケを引き伸ばした教授。いわばムシノスケの恩人?ムシノスケの知識・教養は、すべてこの教授の講義から得たもの。
know-it-allをもじった名前。know-it-allを英辞郎で調べてみたら「知ったかぶりをする人、物知り」と出ていました。例文には、「よく知っているな~」と尊敬するようなものは一つもなく、「いやみなやつだな」と見下げたようなものばかり並んでいました。そういうニュアンスの言葉なのでしょうか。「モノシーリイ」って、そういう馬鹿にしたようなニュアンスも感じられて、名訳だと思います。
初出作品:「オズの虹の国」
カンザスでヘンリーおじさん、エムおばさん、愛犬のトトと暮らしていた、元気で気立ての良い少女。
両親はいない。
推定年齢12歳くらい??作品中には特に記述はありません。
初出作品:「オズの魔法使い」
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