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ブリキの木樵り the Tin Woodman

マンチキン出身。本名ニック・チョッパー。体中がブリキでできている。元は生身の人間だった。現在ではブリキの城に住み、皇帝としてウィンキーを治めている。

マンチキンの森で父親の後をついで木こりになり、母親の面倒を見ながら生活していたが、母が亡くなった後、一人でいるよりは、と、結婚を思い立つ。マンチキンの美しい娘ニミー・エイミーと相思相愛となり、結婚しようとしたが、それを妨げようとする東の悪い魔女の魔法で、仕事中自らの斧で次々に体を斬ってしまう。近くに住むブリキ職人クー=クリップにブリキの体を作ってもらい、全身ブリキとなる。本人は、以前は心がないことをコンプレックスに思っていたが、現在ではぴかぴか光るブリキの体を誇りに思っている。

涙もろい性格だが、涙を流すと体が錆びてしまい、関節が錆びると動けなくなってしまうので、油をさすためのオイル缶はいつも手放せない。

12作目の「オズのブリキの木樵り」では、ニミー・エイミーをウィンキーの皇帝妃にしようと旅に出るが、意外な結果に…。


初出作品:「オズの魔法使い」

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マダム・マヤカシ Madam de Fayke

ロバマチのひづめ易者。ひづめで運勢を占う。ただし、看板の記述があっただけで、本人は作品中には登場しない。

Faykeはfake(にせもの、でたらめ)からきていると思われるので、彼女の占いがあたるかどうかは…推して知るべし?

初出作品:「オズへつづく道」

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ボク Boq

マンチキンのお金持ち。東の悪い魔女がドロシーに倒されたとき、近所の人たちとお祝いのパーティーを開いていた。かなりのお金持ち。ドロシーとトトももてなしを受け、一晩泊まらせてもらった。


初出作品:「オズの魔法使い」

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クリンクル大佐 Crinkle

ノーム。ロークワット王のオズ征服作戦に反対して、死刑にされた。

crinkleには「しわがよる。縮む。かさかさ言う」という意味があるが、この人はこざっぱりとして粋な感じの人だった。名は体を表さず?

最初に登場したときにはColonel(大佐)だったが、ブラグ将軍の失墜により、ロークワット王から「General(将軍)」と呼びかけられる。佐藤高子さんの訳では、わかりやすくするためか両方とも「大佐」で統一されている。
しかし昇進の喜びもつかの間、王の気分を損ねてしまったため、薄切りにスライスされて七つ頭の犬たちに食べさせられてしまった。かわいそうな人…。ノームにしては珍しく、いい人っぽかったのに。

初出作品:「オズのエメラルドの都」

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ピプト博士 Dr Pipt

マンチキンの<ねじくれ魔術師>。体中がねじくれていることから、そう呼ばれていたが、後に、グリンダの魔法によりまっぐな体になった。<いのちの粉>、ネガイグスリの発明者であるニキディク博士と同一人物であると思われる。妻はマーゴロット。

初出作品:「オズのつぎはぎ娘」

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いのちの粉 Powder of Life

この粉をふりかけて呪文を唱えると、振りかけられたものに命がふきこまれる魔法の粉。魔法使いニキディク博士(=ピプト博士?)の発明品。

<いのちの粉>によって命を吹き込まれたのは次のメンバー:
カボチャ頭のジャック、木挽き台の馬、ガンプ、ダイナの青いクマ(←ここまではニキディク博士製)、
つぎはぎ娘、ガラスのネコ、蓄音機(←この3人はピプト博士製)

呪文:
1.小指を上向きに立てて左手を上げ、「ウォー!」
2.親指を上向きに立てて右手を上げ、「トォー!」
3、十本の指を広げて両手を上げ、「ポォー!」

但し、粉が降りかかっただけで呪文なしでも命が宿ること、呪文を唱えていたのはモンビとチップだけであることを考えると、モンビがニキディク博士からもらったときに、インチキ呪文を教えられただけ、という可能性もある。

オズマが<いのちの粉>の調合法が書かれた本を燃やしてしまったため、今では作ることの出来る人はいない。今までに調合された分は使い果たされてしまったので、今となっては幻のグッズ。

初出作品:「オズの虹の国」

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ダイナ Dyna

エメラルドの都に住む老婆。<いのちの粉>を発明した魔術師(ニキディク博士と思われる)の親戚。青いクマをペットとして飼っていたが、その死後も、遺体に手を加え、じゅうたん代わりに客間の床に敷いていた。魔術師の死後、遺産を受け継いだダイナは、<いのちの粉>をそうとは知らずにクマのじゅうたんにかけてしまい、命をふきこんでしまった。喜んだのもつかの間、クマは面倒ばかり起こすので、ダイナは困っている。

彼女のこの行為でカボチャ頭のジャック、木挽き台の馬、ガンプに命を与えた<いのちの粉>は使い果たされた。

初出作品:「オズへつづく道」

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ニキディク博士 Dr. Nikidik

ギリキンの国に住んでいた魔法使い。<いのちの粉>とネガイグスリの発明者として知られる。
モンビと交流があったが、後に崖から落ちて死んだ。彼の死後、遺品は親戚のダイナに引き取られた。

ただし、オズの国では誰も死なないはずであるということと、後に同じく<いのちの粉>の調合を知っているピプト博士が「<いのちの粉>の調合を知っているのは自分だけである」「モンビと交流があった」ことを語っているので、ニキディク博士とピプト博士は同一人物だと思われる。

崖から落ちて死んだことにして、オズマの目を逃れているのでは、という推測があるらしい。

初出作品:「オズの虹の国」

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アレグロ・ダ・カーポ Allegro da Capo

別名ミュージッカー。ロバマチの近くの美しい丘の谷間に一人で住んでいる、小柄でぽっちゃりした男性。
胸の中にたくさんのリードが入っていて、呼吸をするたびに音楽を奏でる。ただしその音楽はあまり心地よいものではないらしい。しかし呼吸を止めることも出来ないので、彼に近よった人はその音楽に耐えなければならない。

アレグロ・ダ・カーポは、もちろん音楽用語の「アレグロ(快速に)」とダカーポ(曲頭から)」」を繋げたものだが、ずっと音楽を鳴らし続けている彼には、ふさわしい名前だろう。

初出作品:「オズへつづく道」

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ラゲドー Ruggedo

元ノーム王。何度も登場するシリーズきっての愛すべき(?)敵役。
ノーム王時代にはロークワットという名前だった。

幸せそうなオズの人々の生活が癪に障るので、それを壊すため、また、ドロシーとオズマに恨みをはらすため、何度もオズ侵略計画を立てるが、当然のごとく(?)、どれも最後には失敗に終わる。

ロークワット時代には体つきもぽちゃぽちゃしていて、愛想もよかったが(うわべだけとはいえ)、いつのまにかやせ細ってごつごつした体に。放浪の旅の苦労のせいか?

ruggedはでこぼこしていることを表す言葉で、顔がいかつい、ごつい、性格が洗練されていない、荒削りなどという意味もある。

初出作品:「オズのオズマ姫」

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ナンダ Nanda

ラングイディア姫の小柄な小間使い。わがままなラングイディア姫に忠実に尽くしている。

初出作品:「オズのオズマ姫」

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ラングイディア姫 Princess Langwidere

エヴの国の元支配者エヴォルド王の姪。王家の家族が不在の間、王宮の一角に住み、国民の面倒を見ていた。
キャビネットに首を30個持っており、そのときの気分で付け替える。首を付け替えることによって気分転換ができるせいか、いつも飾り気のない白い服を着ている。自分の美しさを眺めるのが何よりも好きで、壁はもちろん天井や床までも鏡張りになった居間で、自分の姿に見とれながら過ごすことが多い。マンドリンを弾ける。

つける首によって性格も変わる。ドロシーが訪れたときには、気性の激しい17番の首をつけてしまい、悶着をおこしてしまった。

名前に何か意味があるか探したところ、languid(けだるい、無気力な)という単語を発見。ここからとられた名前かも。

初出作品:「オズのオズマ姫」

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トト Toto

ドロシーの愛犬。カンザスでは灰色の生活の中でドロシーの心を慰めてくれた。オズでもドロシーと共に何度も冒険の旅をした。

オズではどんな動物もしゃべれるはずなのに、ずっと犬語(?)で話し続けていた。「オズのチクタク」でドロシーに一言だけしゃべったらあっちに言っていいといわれ、「そうですか。それじゃそうしましょう!」といって走り去った。(←記念すべきトトの初セリフ)

初出作品:「オズの魔法使い」

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ヘンリーおじさん Uncle Henry

カンザスで農場を経営していた。ドロシーのおじ。エムおばさんの夫。温和な性格。オーストラリアにいとこがいて、ドロシーといっしょに訪ねたこともある。

それまでもたぶん"そこそこ"だった農場の経営は、家が竜巻に飛ばされて以降、著しく悪化する。新しく家を建て直したため農場を抵当に入れ、その後働きすぎで体を壊しオーストラリアに静養に出かけたが、それにもかなりの費用がかかったため借金を返すことも出来ず、家族3人食べていくのが精一杯。ついに銀行から農場をとりあげられてしまうことに。

ドロシーに呼び寄せてもらい、今はエメラルドの都でのんびりと暮らしている。

作品中に記述はないが、ドロシーと血がつながっているのは、エムおばさんではなく、このヘンリーおじさんだという説が有力らしい。

初出作品:「オズの魔法使い」

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ユリカ Eureca

ドロシーのペットの、ピンクのコネコ。名付け親はヘンリーおじさん。
元々は白猫だったのに、地下の国マンガブーの6個の太陽のせいでピンク色になってしまった。
<魔法使い>の9匹のコブタを食べてしまった疑いで裁判にかけられたこともあり、少しひねくれたところのある猫。

日本語ではよく「ユリイカ」と訳されています。ギリシャ語で「わかった!」「発見した!」の意味。アルキメデスが金の純度を量る方法をお風呂の中で思いつき、「Eureka!(我発見せり!)」と叫んでとび出たというエピソードが有名。

どうしてマンガブーを出たときに白い猫に戻らなかったのか、ドロシーはなぜこの旅には愛犬トトではなくこの猫を連れいたのか、謎の多い猫。同じ猫キャラに<ガラスの猫>がいて、やや印象薄?

初出作品:「オズと不思議な地下の国」

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チップ Tip

本名はチペタリウス(Tippetarius)。ギリキンの国で魔女モンビと暮らしていた少年。モンビに「大理石の置物に変身させる」と脅され、逃げ出す。途中、<いのちの粉>でカボチャ頭のジャック、木挽き台の馬に、命を吹き込み、ともに冒険を重ねる。実は彼には出生の秘密が!

tipには内々の情報、機密情報という意味もあるようです。実はすごく意味深な名前だったのですね?!

初出作品:「オズの虹の国」

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モノシーリイ教授 Professor Nowitall

ムシノスケを引き伸ばした教授。いわばムシノスケの恩人?ムシノスケの知識・教養は、すべてこの教授の講義から得たもの。

know-it-allをもじった名前。know-it-allを英辞郎で調べてみたら「知ったかぶりをする人、物知り」と出ていました。例文には、「よく知っているな~」と尊敬するようなものは一つもなく、「いやみなやつだな」と見下げたようなものばかり並んでいました。そういうニュアンスの言葉なのでしょうか。「モノシーリイ」って、そういう馬鹿にしたようなニュアンスも感じられて、名訳だと思います。

初出作品:「オズの虹の国」

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ドロシー・ゲイル Dorothy Gale

カンザスでヘンリーおじさん、エムおばさん、愛犬のトトと暮らしていた、元気で気立ての良い少女。
両親はいない。

推定年齢12歳くらい??作品中には特に記述はありません。

初出作品:「オズの魔法使い」

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